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創造的組織の資質(11)エニアッド(1)
九つの神々(エニアッド)の創造を、組織の創造のアナロジーとしてみようとしてきた。

こうやって試みてきたのは、「神々の創造」から、組織における「創造」を考える(推論する)ためのアブダクション(飛躍的仮説推論)の手続きである。たとえば、
1)神々のさまざまな創造のエピソードとして伝えられている
2)それは社会文化的にさまざまな創造のスタイルが有効とされたから
3)このような創造のスタイルが社会文化の知となっている
という、ある種の三段論法の形式で示される。

これら九柱の神にはそれぞれ企業の創造の「型」が対応するだろう。

1.アトム=アントレプルナーシップ、独創的起業(アップル、アマゾン)
2.ミューズ=即興性の組織、音楽組織、芸術的感覚の共有(DELL、エレクトロルクス)
3.フォルトゥナ=偶然性、運命を味方にするリーダーシップ(グーグル)
4.ブラフマン/シヴァ/ヴィシュヌ=イノベーション、持続的な破壊と創造(パナソニック、IBM)
5.フェアリー=セレンディピティ、意図された偶然を生む仕組み(3M)
6.デミウルゴス=デザイン、構想力/制作力(アレッシ、ダイソン)
7.トリックスター=価値観転換する戦略(ヴァージン)
8.オリュンポスの神々=宇宙・地球規模のビジョン、科学的創造性(NASA、三鷹光器)
9.八百万の神々=持続的産出を可能にする共同体的組織力(ホンダ、トヨタ)

なぜ9柱の神なのか?
「エニアッド」とは九人組、9つ一組のもの、あるいは書籍の九巻物のことを言う。古代エジプトの神々はその典型である。ただし9という数字は神々の分業を意味しているのではない。どれもがばらばらではなく、相互に関連しあって、全体でひとつである。


ヴァイキングの拠点、デンマーク最古の都市ロスキレ。世界遺産の大聖堂のある近くの泉。 地下からのエネルギーを感じる。(Photo by Noboru Konno)
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